百貨店販売員のノルマを達成させる5つのコツを徹底解説!

百貨店販売員のノルマを達成させるコツをお調べでしょうか。

「百貨店販売員=ノルマ」という方程式は成立すると言っても過言ではありません。
なぜノルマがあるのか、それは…年間売上を達成させるため。

販売員にとってこのノルマはかなりのストレスで、未達が多い販売員にとっては一番のお悩みかと思います。

このページでは、販売員歴が長くてもなかなノルマが達成できない方、これから販売員としてノルマを達成したい方に、ノルマ達成方法を徹底解説していきたいと思います。

ノルマ達成のコツは5つ!

  1. 顧客を作る
  2. 日割り予算を設定する
  3. お客様を選ばない
  4. 他のスタッフのフォローをする
  5. 縦・横の繋がり(信頼関係)を作る

それでは、本文にて詳しく解説していきます。

百貨店販売員のノルマを達成させる5つのコツ!

百貨店の場合、一般的に各会社のノルマと百貨店側からのノルマがあります。
各会社と百貨店ではノルマの数字を擦り合わせて出すわけではないので、大きく異なる場合もあり、百貨店側のノルマの方が高いと少し厄介です。
ノルマを達成させるには、いくつかのコツがあります。
ノルマ達成5つのコツ
  1. 顧客を作る
  2. 日割り予算を設定する
  3. お客様を選ばない
  4. 他のスタッフのフォローをする
  5. 縦・横の繋がり(信頼関係)を作る

 

それでは1つずつ解説していきます。

 

【1:顧客を作る】

百貨店に限らず、顧客の数は売上に大きく左右します。毎シーズン必ず何か購入してくださる顧客は本当にありがたく、見込み顧客として予算組みをするときにとても重要になってきます。イベントのお誘いDMやお電話だけでなく、季節ごとのお手紙・お礼状など日々お客様とコンタクトをとり、「来店日・来店時間までお約束できる関係」になるとノルマ達成に大きく貢献します。

【2:日割り予算を設定する】

店長から年間ノルマもしくは、月間ノルマを渡されたら、必ず自身で日割り予算を作りましょう。

日割り予算は3ステップで作ることが出来ます。

ステップ①

  • 土日祝日を高めに設定
  • 見込み顧客の来店予定日は高く設定
  • 付帯業務等で、あまり店頭に出ることが出来ない日は低く設定

 

など、まずは自身の業務内容に合わせて日割りを設定していきます。次に、その日割りをさらに細かく振り分けます。

ステップ②

  • セット販売(クロス販売)は何点でいくらか
  • 何名接客して何名から購入していただくか

 

などを設定していきます。自身の中で強化商品を決め徹底的にオススメするという方法も良いと思います。
そして、最後は予算修正です。

ステップ③

  • 定期的な予算修正

 

「1週間ごと」など、期間を決めて定期的に予算修正をしていきましょう。常に最初に設定した予算通り、もしくは上回って推移していけば大きな修正は必要ありせんが、下回っている場合は、残りの日数にマイナス分を振り分けていく修正が必要となってきます。

この3ステップを踏めば、自ずと「今」が見えてきますので、その日にやるべきことが明確になります。

初めはよく分からず難しいかもしれませんが、数をこなすと段々と慣れていき、日割り予算の大切さを実感できるはずです。

大きい数字は細分化し、スモールゴールを設定することが大切です!

【3:お客様を選ばない】

ノルマを達成できないスタッフに限って、お客様を選びがち。

  • お金ありそう
  • お金なさそう
  • 見るだけで買わなそう

 

など、勝手なイメージでお客様を選んでいませんか?これは絶対にやってはいけません。見た目だけで判断し、購入意欲があったはずのお客様を逃してしまうことが多々あります。

本当のお金持ちほど質素な見た目・持ち物だったりすることは販売員あるあるだと思います。

どのような服装・持ち物・雰囲気でも、数あるお店の中から選んで入店してくださった大切なお客様です。まずは、心を込めて「いらっしゃいませ」と伝え誠意を持って接客してみてください。「お客様を選ばない」大切さを必ず体感していただけると思います。

 

【4:他のスタッフのフォローをする】
個人ノルマが厳しいお店は販売員同士がギスギスすることがよくあります。他のスタッフの売り上げをよく思わないことからフォローを全くせず知らん顔している販売員も少なくありません。

  • 接客
  • お会計
  • お包み
  • 後片付け

 

など、フォローすることはたくさんあります。

特に接客では、商品探しはもちろん、スタッフが一丸となって喜び組に徹することにより、購入意欲がなかったお客様の心を動かすこともできます。

個人ノルマも大切ですが、お店のノルマ・会社のノルマを達成することで自身の昇給にも繋がってきますし、何よりお店の雰囲気が良くなり、ギスギス空間の時より全体的な売り上げがUPします。

見返りを求めないフォローは必ず相手にも伝わります。自身が接客して困った時など助けてもらえることもありますし、接客のスキルを学ぶこともできるなど、良いことづくめですので、心に余裕がないときでも積極的にスタッフのフォローに入ることをオススメいたします。

 

【5:縦・横の繋がり(信頼関係)を作る】

縦:店長・副店長・先輩・本社

  • 店内:フォローやお客様紹介
  • 本社:欲しい商品を優先的に回してもらえる

横:百貨店社員・他ブランドのスタッフ

  • 百貨店社員(外商員含む)・他ブランド共にお客様紹介

 

縦・横どちらにも共通していることが、「お客様紹介」です。
これは棚ぼた売り上げができるチャンスが増えますので、積極的にコミュニケーショをとりましょう!

特に外商員と仲良くなることは、大きな棚ぼた売り上げをGETできる場合もありますので、百貨店勤務はでマストです。

外商顧客のメリット・デメリット!担当者を味方につけて売上アップ!

販売員にとってノルマ達成は必須。そして、このノルマは時にパワーとなり、時に足かせとなります。

特に個人売上のノルマは「未達成が見えてきた時」「未達成が決定した時」、かなり精神的に辛くなる時があります。また、個人売上があることにより、時には販売員同志でギスギスすることもあるでしょう。
ですが、ノルマを達成できた時の達成感は何者にも代え難く、何よりも販売員としての自信に大きく繋がります。また、コミュニケーションスキルも自然と養われていきます。

百貨店での販売はただでさえ大変ですが、慣れてしまうと「百貨店勤務じゃなきゃイヤ!」という方も結構いらっしゃいますので、トライ&エラーを繰り返しながら、ぜひ自分なりのノルマ達成方法を見つけてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。